設置の流れ
ナイトーンUP(アップライト版)設置の流れ
独立多層フェルト製作
製作作業前の状況です。
既存の一枚フェルトをレールから丁寧にはがします。
ピアノに合わせて、フェルトの長さ幅を調整し加工します。
一音一音、低、中、高音域に、フェルトチップを取り付けます。
独立多層フェルトをピアノに取り付け、稼働を確認します。
製品保証の製品ラベルを取り付けます。
タッチ可変ユニット製作
独立多層フェルトと連動して稼働するベアリングを取り付けます。
リボン体をレギュレーティングボタンとジャックテイルの間に挿入します。
ナイトーンGP(グランド版)設置の流れ
計測
低、中、高音域での弦の高さ、鉄骨のフレーム位置の計測・確認を行い、製作計画を立てます。
レール製作
計測結果に合わせて、ステンレスのレールを加工します。
独立多層フェルト製作
ハンマーの位置を正確に確認し、フェルト先端部分がハンマーに当たる位置を反映した幅・長さのフェルトを加工します。弦の幅は通常一定ですが、異なることもあるので、一音ずつ確認しながら作業をします。異なった厚さ、枚数のフェルトを低、中、高音域に一枚ずつ取り付けます。
タッチ可変ユニット製作(プロフェッショナル版のみ)
プロフェッショナル版にはタッチ可変ユニットを取り付けます。整調を考慮し、異なった幅のフェルトに対応する厚さのリボン体を挿入します。ハンドメイドのベアリングにリボン対を結合し、フェルトと連動して稼働するタッチ可変ユニットを製作します。ジャック側とドロップ側の2系統の製作が必要になります。