ナイトーン

お金をかけずに手軽に低価格でできるピアノの防音法

本格的な防音工事は数百万円もかかる場合がありますが、ここでは手軽に、かつ低価格でできるピアノの防音法を紹介します。
ただし、防音法の前提として、ピアノの脚には必ずインシュレーターの設置をお願い致します。
防音効果だけでなく、安定性を保つためのものなので、地震のとき等いざという時の備えにもなるからです。

音は空気の振動によって起こります。
振動は空間だけでなく床や壁など固体を通じても伝わっていきます。
つまり、その振動を遮断することができれば、完全な防音になるわけです。
とはいえ、完全に音の振動を遮音することは低価格では難しいので、その振動を軽減させる方法を考えましょう。

床への振動を軽減させるいちばん手軽な方法は、ピアノの脚の下に遮音性のあるゴムを敷くことです。
じゅうたんやカーペットなど厚手の布を敷くのも同様の効果があります。
さらに防音効果を高めたいなら、ピアノの脚の下にゴムを敷き、その下に厚手のじゅうたんを3重くらいに敷くとよいでしょう。
これならマンションの階下に伝わる振動がかなり軽減されます。

住宅の構造によりピアノの部屋の壁にもいろいろなバリエーションがあるでしょう。
最近ではコンクリートの打ちっぱなしのような無機的なデザインの作りも流行っています。
ただ、それでは音の跳ね返りが強く、自分で弾いていても反響音がキンキン響いて心地よくありません。
そこで、壁からの反響音と壁を伝って隣室へ響く振動を軽減するために、厚手のカーテンや、のれんを壁にかけてみましょう。
厚手の布は空気の振動を抑えるため、ピアノの音も吸収してくれます。
窓のあるところだけでなく、部屋の四方をカーテンで覆うとさらに効果的です。

ただし、手軽な防音法というのは、簡単にできる分確実性に乏しいものがあります。
数値に表れるような、確実性の高い防音法となるのが、アナログピアノへのナイトーンの設置です。
今ご覧のウェブサイトに効果測定の動画を掲載しておりますので、それをご覧いただければ、そのハイレベルな超弱音効果を感じ取って頂けるものと思います。

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