ナイトーン

深夜帯は充分な消音・防音・弱音対策を施してピアノ演奏を楽しみましょう

学生時代まで一生懸命練習してきたピアノも、社会人になると共にだんだんと弾かなくなり、離れていってしまうというお話を時折耳にします。
特に日中忙しく働いている方は、深夜くらいしかゆっくりとした時間が取れない事が多く、住宅地の深夜でピアノを弾くなんてとてもできない事だからです。

そういったピアノ好きの方々の悩みを解決してくれるもののひとつが、サイレントピアノです。
ピアノに消音ユニットを装着すれば、例え深夜でもヘッドフォンから自分の演奏を聞きながら演奏が楽しめます。
この消音ユニットのシステムは、ハンマーと弦との間に消音バーを挟み込む加工をします。
それをペダルに連動させて、踏み込むだけで消音バーがハンマーの打弦をカットする仕組みです。
そして打鍵の動きはセンサーが感知してアンプに伝わり、音源ユニットが電子音を奏でる仕組みになります。

しかし鍵盤のタッチは、本来のピアノのセッティングとは変化しているというデメリットを含みます。
消音ユニットがオフの時は通常の演奏ができ、状況に合わせて使い分けられることが出来ます。
費用は安価なものでは15万円~でも設置可能ですから、防音工事をするよりはリーズナブルだと言えるでしょう。
ただし、先述の通り音は電子ピアノの音源に切り替わってしまうため、本来のピアノの音色や響きにも一過言あるような方にはおすすめできません。

本物のピアノの音色や響きを活かしたまま、もちろんタッチも変化することなくピアノの演奏を楽しめるのが、アナログ式超弱音システム「ナイトーン」です。
電子音では満足できないという本物のピアノ愛好家の方には大人気のシステムで、生演奏で奏でられる音色の音量を60デシベル程度にまで絞り込む加工をします。
具体的にはハンマー一つ一つに対して、独立した多層フェルトを構成し、これによって音自体が濁ったりする事を防ぎます。
つまり、一音一音のハンマーの打撃をソフトに吸収する事で、奏でられる音色がそのまま減音される仕組みです。
また弱音レベルもピアノの上達度合いによって、更に50デシベル程度にまで落とすことができます。

取付けも、ピアノそれぞれの構造に合わせたオーダーメード方式を採用しているため、そのピアノにとって最も適切な状態で設置されます。
確かなこだわりのある、ピアノを心から大切にしているピアノ愛好家の方にこそ、使って頂きたいシステムです。

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