お嬢さんがピアノのレッスンを始め、当初はデジタルピアノを使用していたそうなのですが、ステップアップとして本物のピアノをご購入されてたという事でした。
マンションにお住まいの為、近所への防音対策をとても心配されていて、マンションでもピアノを弾く事が出来るか心配されていました。
ご相談の段階で、弊社でマンションにお住まいの方にナイトーンを取り付けた事例をいくつか挙げてご説明させて頂くと、安心頂けたようで、ご依頼くださいました。
製作当日ご自宅にお伺いすると、この日はお嬢さんもいらして、一日製作の様子をチラチラと見ながら過ごされていました。
ピアノはヤマハのU3Hでしたので、何度も取り付けをしたことのあるモデルでしたので製作イメージは出来ていました。
ご依頼頂いたのは、タッチが全く変わらない仕様のナイトーンプロフェッショナルモデルです。
ナイトーンを製作するには、ピアノのハンマー弦合わせがしっかりと合っていることが、基本条件となりますので、先ずはピアノのハンマー弦合わせから、調整を始めました。
のり紙を使用して、ハンマーの走りを修正してから、ハンマーコテ当てをして、ハンマーの角度を修正し、弦の当たりを調整していきました。
そこからナイトーンの製作開始です。丸一日の作業となりますので、午前の部と午後の部に分けて、作業を進めます。
ヤマハのU3Hなので、製作ポイントが頭に入っているので、順調に作業を進めることが出来ました。
予定時間には製作を終えることが出来、奥様にナイトーンの音を聞いて頂きました。すると「この音量なら苦情が来ることは無いですね」「安心してピアノを弾き事が出来ます!」と喜んで下さいました。
これからは、毎日気兼ねなく本物のピアノで練習することが出来ますね。