2021年12月

ナイトーンの正しい使い方 〜「叩くピアノ」から「奏でるピアノ」へ〜

ナイトーン開発者・TAGAMIーPIANO TUNE 代表自らナイトーンGPで演奏しています。

画像をクリックで再生できます♬

時折お客様より耳にする、ナイトーンを使っても音が大きいというご意見。

よくよくお話を聞いてみると、どうやらナイトーンの音が物足りなく感じて

鍵盤を力強く叩いてしまっているようです。

ナイトーンはアナログの弱音システムですので、生音で弾いた演奏がそのまま小さくなった状態で

きちんと強弱を表現できますし、その反面鍵盤をめいっぱい叩くような弾き方をすればそれに比例して

音も大きくなります(それでも元の音と比較すればかなり小さくなっていますが)。

あくまで今まで通りのタッチでピアノを弾いてください。

はじめは物足りなさを感じるかもしれませんが、耳が慣れ・ナイトーンでの練習に慣れてくるにつれて

余分な力をいれずに弾くテクニック(脱力)も向上していることに気が付くはずです。

小さな音を聴こうとするので耳も鍛えられます。

(おまけにガンガン弾かなくて良くなるので苦情の心配からも遠ざかります。)

ショパンはどのようなタッチでピアノを奏でていたのか・・・今ほどピアノの音が鳴らなかった時代に

思いを馳せながら夜ふかししてみてはいかがでしょうか。

これまで以上に深くピアノライフを楽しめるはずです♬

趣味で弾かれる方はもちろんのこと、プロのピアニストの方や

ナイトーンで練習時間を拡大してコンクールに入賞された方、コンクールに向けて練習中の方にも

「ナイトーンを使うようになってから、耳や指先が繊細になりました!」とご好評頂いております。

 

ナイトーンをお取り付けしたこの機会に、ぜひ力で「叩くピアノ」から指先の神経で「奏でるピアノ」に

シフトチェンジして、より素敵な演奏の世界に足を踏み入れてみませんか?

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