NighTONE Official Blog 〜ナイトーンオフィシャルブログ〜

指の強弱を変えずにピアノの防音

ピアノを練習していくにあたって、指のタッチによる強弱の操作はとても重要な要素です。
強弱の表現を実現するには、鍵盤の重みに対して、自らの指で調整し対応していく作業が必要となります。
しかし、電子ピアノやシンセサイザーでは、あまりに鍵盤が軽いためアコースティックなピアノの代用には残念ながらなりません。
そこで、本格的にピアノを練習する場合、アコースティックなピアノを買うことになりますが、そこで一つ問題があります。

それは「騒音」です。
騒音問題は隣近所と付き合う上で懸念される現代的なストレスの問題です。近隣との人間関係はピリピリせず穏やかに保ちたいと思われます。

ナイトーンはなるべく通常の音色を保ち、出される音量を減らします。
具体的には通常時80dB(地下鉄の車内・電車の車内と同じ音量)から60dB(通常の会話と同じくらいの音量)になります。

一般的なピアノにも弱音機能はありますが、その場合、音がこもったりしてあまり躍動的な演奏が出来ません。
しかしこのシステムの場合、カバーとして使うフェルトを一音一音独立して作用させるため、従来の一枚型よりもクリアな音となります。

ピアノを家庭に置く上で様々な観点から選ぶことになるかと思いますが、この様な防音面に関する技術も気にしてみては如何でしょうか。

夜でも気兼ねなく練習を

ピアノを演奏する時、「ご近所への迷惑をかけたくない」「夜でも気兼ねなく弾きたい」と考える方も多くいらっしゃいます。
そうしたニーズに応えるのが、ピアノ超弱音システム・ナイトーンです。

ナイトーンには、独自に開発した独立多層フェルトとタッチ可変システムが使用されています。フェルトをハンマーごとに分離・独立させることで、キータッチによる衝撃をしっかり吸収します。さらに演奏時のタッチの変化を軽減する働きもあるのです。

さらに、ナイトーンはすべてオーダーメードで製作されます。熟練の職人が個々のピアノのハンマー間隔・位置・角度を精密に計測し、正確かつ的確な作業を行います。
もちろん、ピアノ本体にネジを打ったり穴を開けたりすることはありません。本体を傷つけずに施工できるのも大きなメリットです。
こうした特長により、ナイトーンは高い弱音性と優れたタッチを両立させているのです。

ナイトーンの装着前後で音を計測したところ、80デシベルから60デシベル程度へと数値が変化しました。これは「地下鉄の車内」レベルから「普通の会話」レベルまで騒音が軽減されたことを意味し、その効果のほどがうかがえます。

ナイトーンにはアップライト版とグランドピアノ版があり、手持ちのピアノに合わせて利用できます。
ピアノの防音対策を検討している方には、利便性が高いシステムです。

集合住宅での防音に

都会の集合住宅などに住んでいて夜、ピアノを弾きたくなったとしても、それはなかなかむずかしいことだと感じます。
壁がうすいところであれば、昼間でもピアノの音は耳障りかもしれません。

そのため、ピアノの音を小さく奏でられる、防音のようなシステムがあれば素敵なのに、と感じておられる方はきっと多いのではないでしょうか。

ピアノ超弱音システム「ナイトーン」はそのような方のために生まれた商品です
ピアノは鍵盤をたたくと、内部のハンマーが弦を打ち、空気を振動させることによって音を奏でています。
このハンマーが当たる部分にフェルトを使用することにより、弱音を実現することができるようになりました。
この場合のフェルトは一枚型ですと、うまく機能させることが出来ないため、独立多層型のものを使用します。
たとえ、弱音であってもその音に濁りがあってはいけません。

さまざまな試行錯誤を経て、弱音でありながらきれいな音を出すことができる、超弱音システム「ナイトーン」が生まれたのです。

全音一括弱音化とは異なる弱音化

楽器の音の再現は近代文明の大きな課題のひとつでした。オルゴールや自動演奏のオルガン、ピアノ、レコード、CDと音の再現に人類は挑戦してきました。

自動ピアノの技術も、安定した弱音や高速の反復打鍵の再現のために多大な労力を費やしてきましたが、未だに人間の生演奏の水準に到達していません。もちろん、アンプやスピーカーを集めて一千万円のオーディオシステムを作っても数十万円のピアノの生演奏の迫力にすら及びません。人間は演奏場所の音響の具合を体感しながら打鍵の強弱を極めて微妙に調整することができるからです。ですからどんなにプロのピアニストの演奏を再現し得る自動ピアノでも設置場所の音響に再現性が左右されてしまいます。人間には音響環境に合わせる調整をほぼ無意識のうちに行ひ得る能力があるのです。

ピアノ超弱音システム「ナイトーン」は従来の弱音システムの全音一括弱音化とは異なり、各音を個別に弱音化します。全音一括ですとどうしても隣接の弦に振動が伝わって鳴らしてしまい、微細な不協和音を出していました。こんな不協和音を出しながらでは、いかに優秀なピアニストでも音響環境に合わせる調整能力が発揮できませんし、その能力を磨くこともできません。

超弱音システムならば全体の音量を精密に下げることができますので、そのなかできちんとした打鍵の強弱が実現できるのです。従来の全音一括弱音化では不可能であった一音一音の明瞭な弾き分けができますので、俗っぽい言い方をすれば、電子機器のボリュームに相当する機能と言えましょう。

大人の防音

ピアノは大好きだけど、昼間は仕事で居ない。もしくは子供の世話や家事が忙しい。
そんな私たち大人が比較的自由にピアノと接することができる時間は夜しかありません。
不思議なものでゆったりとくつろいでいる時、音が出せないときほど触ってみたくなるものですが、
よほど環境に恵まれていない限り、夜は隣近所が気になってアコースティックのピアノは
なかなか弾けません。

好きな時に弾くための選択肢としては消音装置をつけること。しかし、既存の消音装置は
タッチのみアコースティックの鍵盤感覚を残し、電気信号に変換されたデジタル音を
ヘッドホンで聴くものです。もうひとつの方法としては一枚のフェルトを弦とハンマーの
間に挟む形の弱音器を設置することですが、音量は小さくなるものの、こもったような音色に
なっていました。

デジタル音ではなく、音色や響き、タッチはそのままで音量だけ落としたい。

ナイトーンは独立多層フェルトを採用し、ハンマーごとに挟むフェルトを分け、個々のピアノに
合わせてカスタマイズしてくれます。そのため必要以上に他の弦の音をミュートせずに済み、共鳴を
妨げることがありません。また、国際特許出願中のタッチ可変ユニット機能を追加すると
弱音フェルトと連動してレットオフを調整するので、ハンマーが弱音フェルトを必要以上に
弦に押し付けることがなくなり、アコースティックならではの減衰音、音の明瞭度が保たれます。
一番気になる音量は80デシベルの通常のピアノ音が60デシベル、つまり普通の会話程度の
音量になります。

もうこれで弾きたいときに我慢することなく、指先から音の振動が全身へ伝わるアコースティックピアノ
独特の感覚を満喫しながら夜に演奏を楽しめます。

ピアノの練習時間を増やすために

ピアノの練習時間を確保するのは意外に大変なことです。毎日レッスンしなければ腕が鈍ってしまうけど、まとまった時間を確保できる日は限られている。
そんな制約の中でピアノを続けている方も多いはずです。ピアノ超弱音システムは、夜中にも周り近所に迷惑を掛けずに
思い切り鍵盤をたたくことを可能にするために作られたシステムです。

主な特徴としては国際特許を出願中でもある、独立多層フェルトによる高い弱音性を実現したことです。
電子ピアノのヘッドホンなどでは指先に伝わる振動等を体感することが出来ませんが、生ピアノでの超弱音システムは

これを可能にしてくれるのです。旧来型のフェルトはハンマー全体に対応しているのに対して、超弱音システムでは
ハンマー一つ一つに対して独立したフェルトが弱音をしてくれることになります。これにより音が耳に濁って伝わることは決してありません。
音の大きさの目安も普通の会話レベルである60デシベルになるので、マンションなどでも安心して使うことが出来ます。生ピアノをいつでも遠慮せずに使える環境が手に入る画期的なシステムです。

弱音システムのメリット

ピアノ超弱音システムのメリットは何か、ご存知でしょうか?
ただ音を小さくするだけではありません。

アコースティックピアノ(生ピアノ)を弾いてみると分かるのですが、アコースティックピアノには響きが必要不可欠な要素であり、醍醐味でもあります。ピアノの音を防音しようとする際、部屋の防音も考えますが、ただ防音をしても響きが損なわれてしまうことがあるんですね。また、ピアノ自体に防音の仕組みを施しても、それによって響きが失われたりタッチが変わったりしてとても練習にならなかったりします。

しかし弱音システムの中でもとりわけ「ナイトーン」というピアノ超弱音システムは、そのようなデメリットを排除してピアノの音を小さくすることが可能なのです。
ハンマーひとつひとつに対して弱音のフェルトを施すため、響きが濁りません。アップライトピアノには消音ペダルがありますよね。それを踏むと音は小さくなりますが、なんとなく和音を弾いた時は全体的にわんわん鳴り響いてることはありませんか?

ピアノという楽器は、単音を弾く場合は問題はなくても和音で弾くと不都合が出ることがよくあるのです。一枚のフェルトで消音を施すと、フェルト1枚がひとつの共鳴の役割を果たしてしまうため、響きがおかしくなります。必要のない音まで共鳴によって鳴ってしまうので、汚くなるんですね。やはりそのような状態のピアノは弾いてられません。

ひとつひとつのハンマーに独立した弱音を施すことで、この響きに対するデメリットを排除した超弱音システム。
音楽家なら一度は検討してみたい防音対策のひとつですね。

ピアノ練習のネックを解消

ピアノの練習で一番ネックなのが、その音漏れです。多種多様化する現代においては、そのライフスタイルも人によって様々で、昼間に就寝される方も少なくないと思います。
その結果、昼夜を問わず、ピアノの音漏れはご法度という風潮になっているのです。

ですので、昼間にピアノを弾いていて、苦情を言われたという方も少なくないのではないでしょうか。また、電子ピアノなどはヘッドフォンを使うことで、その問題を解決できますが、アコースティックピアノの音漏れ対策は非常に難しいのが現状でした。しかし、その悩みを解決する画期的な技術が発明されました。
それが、ピアノ超弱音システムです。

このシステムを導入することによって、もう音漏れの心配はありません。
お持ちのピアノの音色とタッチはそのままに、自分だけに聞こえる小さな音でピアノを奏でることが出来るのです。
しかも、ピアノの内部を傷つけることなく、切り替えスイッチを取り付けることができるというのですから、その技術は高水準と考えることもできます。

BLOG はじめました。

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